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前立腺の病気

前立腺肥大症

排尿困難、頻尿、残尿感の原因となります。薬物による治療や、内視鏡による切除術を行います。

自力で尿が出せなくなった場合は、膀胱にカテーテルを留置したり、ご自分でカテーテルを挿入して排尿できるよう指導を行うことがあります。

手術療法は尿道から内視鏡を挿入して行いますが、最近はレーザーによる前立腺蒸散術や前立腺核出術、前立腺吊り上げ術、前立腺水蒸気治療など様々な方法があります。それぞれに長所、短所がありますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

前立腺癌

腫瘍マーカーであるPSAが高値であった場合に、腹部エコーや直腸診、MRI検査を行います。多くは無症状ですが、進行した場合、排尿障害や血尿などの症状が出ることがあります。

前立腺針生検を行い診断を確定します。治療は年齢や癌の悪性度、進行度によって異なりますが、手術、放射線治療、ホルモン療法があります。

手術はロボットを使用した術式が一般的になっています。

放射線治療は、体の外から放射線を照射する方法と、前立腺に放射性物質を埋め込む方法の2種類あります。

ホルモン治療は主に内服薬と皮下への注射剤を併用して行うことが多いですが、近年新たな薬剤が多く開発されており、患者さんにあわせた治療が可能です。

急性前立腺炎

排尿困難、排尿痛、血尿、発熱を認めます。症状が急速に悪化することがあり早急な治療が必要です。尿検査で白血球や細菌がみられ、血液検査では、白血球やCRPといった炎症反応の上昇を認めます。

尿培養検査を行い、原因菌を同定し、その菌にあった抗生剤で治療します。多くは内服薬を使用しますが、高熱などの症状が強い場合には点滴で治療をしたり、排尿障害を認める場合は尿道カテーテルを留置することもあります。

慢性前立腺炎

排尿違和感、残尿感、会陰部痛(陰嚢と肛門の間の痛み)、下腹部違和感などの症状を認めます。排尿時に焼けるように熱い感じや、精液に血が混じることもあります。

比較的若い方に起こりやすく、細菌が原因の事もありますが、冷えやストレス、疲労、長時間の運転、飲酒や刺激物の摂取が原因となることもあります。

炎症を和らげるため、抗炎症薬や漢方、鎮痛薬、場合により抗生剤による内服治療を行います。人によっては再発を繰り返し難治性となることがあります。

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